公園を活用したイベント「ひろばがあそVIVA(ビバ)!」が12月13日、高洲第二団地内広場のしろやま公園(千葉市美浜区高洲4)で開かれる。
都市再生機構(以下、UR)が2021年10月、同団地の屋外空間の改修に向けて、子育て世代など住人から意見を集めることを目的に、同イベントを実施した。URの伴塲(ばんば)海さんによると、団地内の遊び場が利用されなくなりつつあったことから企画したという。
以降、住民と共に空間の活用を考えるワークショップを重ね、2024年に「懐かしいけれど新しい、魅力的な遊び場」として「しろやま公園」が誕生した。第4回目となる今回のイベントは、整備した広場の認知度向上と活用のきっかけ作りを兼ね、同公園1周年記念を目的に開催する。
当日は、綱引き、しろやますべり、クイズ、移動式遊び場、季節を楽しむワークショップなどを展開する。おにぎり、おでん、クレープなどを提供するキッチンカーも出店する。
地域の個人・団体からも出店を募集した。ハンドドリップコーヒーの提供、似顔絵の制作、布小物の販売のほか、市内の様々な場所に書店空間を創出するチームによる「公園の本棚」と本棚作り木工体験が展開される。
伴塲さんは「この広場が居住者のみならず、広く地域の交流の拠点になれば」と話す。
開催時間は10時30分~15時30分。入場無料。